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J:COMのネット料金は高すぎ!?他のネット回線と比較してどうなの?
ケーブルテレビ会社の J:COM
(ジュピターテレコム)。
KDDIの連結子会社で、国内最大手のケーブルテレビ事業者として知名度が高いです。
J:COMでは、ケーブルテレビサービスの他にもインターネットサービスも提供しています。
賃貸物件などの場合は最初から建物にJ:COM回線が導入されていることもあるため、すすめられるままに利用している方も多いでしょう。
そんなJ:COMのインターネット回線は、「J:COMのネット回線は料金が高すぎる」などの評判・口コミを見聞きすることがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
J:COMのネット料金は高すぎは嘘?
J:COMのインターネット回線は、主にコースが4つあり、それぞれの月額料金は下記の通りです。
※東日本エリア
コース | 集合住宅 | 戸建て |
---|---|---|
10Gコース | 6,666円/月 | 6,710円/月 |
5Gコース | 5,808円/月 | 6,160円/月 |
1Gコース | 5,258円/月 | 5,610円/月 |
320Mコース | 4,708円/月 | 5,060円/月 |
速度では、1番遅いプランは最大320Mbps、1番速いプランは最大10Gbpsとなります。
実際に高いのかどうかは、他社回線の料金設定と比較してみるとわかりやすいと思います。
後述するJ:COMと他の回線の料金を比較すると…?で比較分析してるので参考にしてください。
しかしご覧になっていかがでしょうか。
最近は最大1Gbpsが主流の中、最大320Mbpsのコースで5,000円ほどの料金はすこし高いように感じなくもありません。
最大1Gbpsの1Gコースは、そこまで高いというわけでもなさそうです。
●詳細: J:COM公式ページで詳細を確認
賃貸の場合は、無料になる場合も
口コミなどを見ると、月額料金が高いという印象がある J:COM のネット回線。
実は賃貸などの場合、無料で使えたり割引料金で使えることがあります。
実際に当サイトの管理人が数年前に賃貸した物件では、J:COMネットの1Mコースが無料、他のコースは3,278円引きで利用することができました。
ただ、J:COMを無料や割引価格で利用できる場合、回線速度はそんなに速くないと思ったほうが良いでしょう。
J:COMは最大10Gbpsまで通信速度のプランがありますが、無料・割引で利用できるプランは320Mコース(最大320Mbps)がせいぜいです。
基本的に光回線は通常プランで最大1Gbpsなので、3分の1以下の速度しか出ません。
「J:COMは使い物にならない…」という口コミの多くは、この低速プランを利用している人のものだと予想ができます。
もしもお住まいの賃貸でJ:COMが無料、または安く利用できるとしても、最大速度などをしっかり確認してから契約するのがオススメです。
もしも低速プランしか利用できない場合は、多少お金はかかっても別の回線を導入することを検討するようにしましょう。
J:COMと他の回線の料金を比較すると…?
では、J:COMと他の回線の料金を比較すると、やはり高すぎと言えるのでしょうか?
人気のインターネット回線と比較をしてみました。
回線 | 集合住宅 | 戸建て |
---|---|---|
J:COM | 320M:4,708円 1G:5,258円 |
320M:5,060円 1G:5,610円 |
auひかり | 2,880円~ | 2,500円~ |
ソフトバンク光 | 4,180円 | 5,720円 |
ドコモ光 | 4,400円 | 5,720円 |
eo光
※関西地方限定 |
3,876円 | 5,448円 |
docomo home 5G
※ホームルーター |
4,950円 | |
WiMAX +5G(GMO
) ※モバイルWi-Fi |
1,375円~ |
基本的に光回線の最大速度は1Gbps(一部マンションなどでは最大100Mbps)です。
1Gコースであれば、J:COMも他の回線とそこまで大きな差はありません。
しかし320Mコースだと、やはり高いと言わざるを得ないでしょう。
『コスパが悪い』J:COMの月額料金
J:COMのコースは、320Mコースか1Gコースのどちらかだと思って良いでしょう。
5Gコースと10Gコースは戸建て限定で、使えるエリアも限られています。
なによりも、料金がすこし高すぎる気がします。
また、J:COMの1Gコースは、ケーブルテレビの回線を使ったJ:COM NETと、光ファイバーケーブルを使ったJ:COM NET光に別れます。
■J:COMのネットサービス
- J:COM NET
⇒同軸ケーブルを使ったネットサービス - J:COM NET光
⇒光ファイバーケーブルを使ったネットサービス
同じ1Gコースであっても、まったく別の回線設備を使ったサービスです。
最大速度と平均速度をまとめてみると、違いがよくわかります。
※平均速度は「みんなのネット回線速度」より
最大速度 | 平均速度 | |
---|---|---|
J:COM NET | 下り:1Gbps 上り:100Mbps |
下り:258.55Mbps 上り:42.46Mbps |
J:COM NET光 | 下り:1Gbps 上り:1Gbps |
下り:559.66Mbps 上り:489.33Mbps |
J:COM NETの下りの最大速度は1Gbpsですが、上りは100Mbpsまで通信速度が下がります。
YouTubeなどによく動画をアップロードする人は、すこし物足りなさを感じることもあるでしょう。
また、通常の光回線で使われる光ファイバーケーブルと比べ、J:COM NETのケーブルテレビ回線による通信は安定しにくい傾向にあります。
とくに夕方~夜にかけてのネット利用者が多い時間帯などは、インターネットが満足に使えない可能性もあるので注意が必要です。
現在、J:COMをお使いで「時間帯によって遅くなるな…」とお悩みの人の多くはJ:COM NETを利用していると予想されます。
なので、 auひかり などの光回線に乗り換えることで通信の質は大幅に改善されるでしょう。
一方、J:COM NET光は、光ファイバーケーブルを使っているので、下りも上りも最大1Gbpsです。
平均速度もかなり速度が出ていますし、安定しています。
しかし、J:COM NET光の提供エリアは限定的ですので、 公式ページ
でしっかり確認するようにしましょう。
J:COMを無料、または格安で利用できてもやめた方がいい?
このページでも解説している通り、一部の賃貸物件などでは J:COM が無料、または割引料金で利用できる場合があります。
元々の料金が高いため、ガツッと割引されると「J:COMでもいいかな」と考えてしまう人もいるかもしれません。
しかしJ:COMが無料、または割引されるプランは最大速度が速くても320Mbpsでしょう。
他の光回線と比べても遅い傾向にあり、いくら安く利用できたとしても、通信速度が遅くてストレスがあるのでは、あまりオススメできません。
コスパの良さで言えば、 auひかり
が良いでしょう。
とくにauひかりの公式プロバイダである So-net
から申し込みをすれば、月額料金割引も適用されてお得に利用できます。
So-netの公式ページ なら、戸建タイプなら総額69,894円、マンションタイプなら総額54,174円の割引が適用されます。
●公式ページ: auひかり×So-netの公式ページ
J:COMは障害が多いって本当?
別記事「 またJCOMで障害?ネットに繋がらない&遅すぎでユーザーの不満大爆発!」でも解説している通り、J:COMのネット回線は、他のネット回線に比べると障害発生回数が多いという説もあります。
たしかにネット上でJ:COMに関する評判・口コミを見ていると、障害に関しての書き込みが目立つ印象です。
また、ネットサービスの障害状況をモニタリングしているサイト『ダウンディテクター』でJ:COMの障害発生状況を見ると、確かに障害は起きています。
しかし、これはJ:COMに限った話ではなく、絶対に障害が起きないネットサービスはないと思ったほうが良いでしょう。
「J:COMだから障害が多い!」と言い切るには、根拠が少なすぎる気がします。
まとめ:J:COMのネット料金は高すぎ?
このページでは、J:COMのインターネット回線の料金について解説しました。
ここまでの話をまとめると以下のような感じです。
■まとめ:J:COMのネット料金は高すぎ?
- J:COMのネット料金は他社回線と比べて高いわけではない
- だからといって、安いわけでもない
- 賃貸では無料で使える場合もあるが、速度は遅い
- J:COM NET光ならコスパは◎
J:COMは、プランによっては月額料金やサービス内容について、ちょっと微妙という印象があります。
J:COM NET光であれば速度も充分で、コスパも良いと言えますが、提供エリアが狭いのが難点です。
また、無料や割引で利用できる賃貸にお住まいの場合は、契約できるコースをしっかり確認するようにしましょう。
多くの場合、無料&割引のJ:COMは通信速度がかなり遅いプランに限られるので、注意が必要です。
さらに、最近ではJ:COMはNetflixなどの動画配信サービスとのセット割などを開始しています。
「動画配信サービス、よく使うな…」
という人は、姉妹サイト(auひかり乗り換えガイド)の「損してない?J:COMでネトフリをセットにして割安で見る方法とは」で詳しく解説していますので参考にしてください。
J:COMでなければどこの回線がオススメか?
J:COMを利用中の人は、auスマホとのセット割であるauスマートバリューに加入をしているも多いです。
もしも、auスマートバリューを利用中の人は、J:COMから乗り換えた先でもそのまま適用させたいでしょう。
auスマートバリューが利用できる光回線は案外と多いです。
■auスマートバリューが使える代表的な回線
・ auひかり
・ So-net光プラス
・ ビッグローブ光
・ eo光
(関西限定)
・ コミュファ光
(東海限定)
ただし、auスマートバリューが利用できる回線への乗り換えには注意が必要事項があります。
回線によっては、乗り換え時に発生する解約金を補填してくれますが、auスマートバリューが使える回線同士の乗り換えでは適用されないことが多いです。
例外として、 eo光 の場合はJCOMからの乗り換えであっても、違約金を最大6万円まで補償してくれます。
J:COMの解約金は5,000円~10,000円程度なので問題ないでしょう。
J:COMとeo光の比較に関しては、別記事「 【暴露】J:COMとeo光を比較!関西エリアで契約するならどっちだ?」で詳しく解説していますので、関西エリアにお住まいの人は参考にしてください。
eo光が利用できないてきない人は、 auひかり
を検討しましょう。
auひかりは、J:COMの解約金は補償できませんが、豪華な特典を利用することで相殺することが可能です。
すでに前述したように、auひかりをプロバイダの So-net から申し込みすると、最大71,396円の還元をうけることができます。
●関連オススメ記事
「工事とかもういいよ…」という人はホームルーターもアリ
すでにJ:COMの設備が導入されている集合住宅などは、他の回線を導入しにくいことがあります。
J:COM以外の回線を使おうと思って、大家さんに許可の電話をしても「え? なんで? もうネットなら使えるのがあるんじゃん」と思われてしまうこともあるでしょう。
J:COMも他の光回線と同じようなものだと思っている人も少なくありません。
工事の許可を取るのが面倒だったり、さっさとJ:COMをやめて別の回線を使いたいという人は、ホームルーターという選択肢もあります。
「ホームルーターって遅いんじゃ…?」と思うかもしれませんが、 docomo home 5G のように通信速度がかなり速いホームルーターも最近では登場しているので検討の価値はアリです。
実際、大手通信速度計測サイトの「みんなのネット回線速度」でJ:COM NETとdocomo home 5Gの通信速度を調べてみるとその差はほとんどありません。
回線 | 平均通信速度 |
---|---|
J:COM NET | 229.78Mbps |
docomo home 5G | 233.96Mbps |
「工事できない…」、「工事が面倒だな…」という人は、ホームルーターを検討してみても良いでしょう。
工事がいらないホームルーターやモバイルWi-Fiについての詳細は別記事「 工事不要で導入できるインターネットは質が悪い?注目3社を徹底解説」で解説していますので気になる人はチェックしてみてください。
●J:COM以外のインターネット回線についてのオススメ記事