このサイトはアフィリエイト広告によって運営されています
オフィス・事務所で利用する業務用インターネットの正しい選び方
新しくオフィスや事務所を構える人や、移転によってインターネットを新しくすることを考えている人もいるでしょう。
家庭にインターネットを導入する感覚で、オフィスや事務所にインターネットを導入してしまうと、あとあと後悔することになりかねません。
オフィスや事務所のインターネットだからこそ、考えなくてはいけない部分をこのページでしっかりと解説していますので、回線を選ぶ際の参考にしてください。
法人・個人事業者向けの光回線については、別記事「 【法人・個人事業主向け】フレッツ光のキャッシュバック比較、1番高額なのは…?!」でも詳しく解説していますので参考にしてください。
多くのオフィス物件にはネット回線が導入されていない
一般的なマンションなどであれば、マンションに光回線の設備が入っていることが多いです。
そのため、マンションプランでインターネットを申し込みさえすれば、場合によっては工事無しでもインターネットが開通できます。
ただ、一般的な中小規模のオフィス向け物件の場合、光回線の設備は入っていません。
それでは、どのようにインターネットに申し込みするのでしょうか。
中小規模のオフィス物件に入居するテナントのほとんどは、ファミリータイプ(戸建てプラン)で申し込みを行います。
戸建て向けのプラン場合、別途電柱から光回線の引き込み工事が必要です。
多少、面倒ではありますが、戸建てプランの方がインターネットの速度も速く、快適に利用できるメリットもあります。
また、住宅向けのマンションに戸建てプランを導入するとなった際、「管理会社や大家さんなどに許可が必要」なんて聞いたことはないでしょうか。
建物に直接光ファイバーを引き込みするため、大家さんによっては嫌がる方もいるのです。
しかしオフィス向け物件の場合、大家や管理会社が工事を嫌がるという心配は必要ありません。
基本的に、事務所向けの物件では、最初から戸建てプランでインターネットを引くことを前提としています。
同じビルでも、各テナントが個別にファミリータイプを入れるのが当たり前なのです。
そのため、「許可が下りないからネットが使えない!」なんてことは、ほとんどないでしょう。
加入権なし!インターネット回線で電話
通常、電話を引く場合、NTTの加入権を購入すれば固定電話が利用可能です。
事業用だと、初期費用(加入権購入)に36,000円かかり、月額料金として毎月2,300円かかります。
ただ、必ずしもNTTの加入電話が必要なわけではありません。
光回線であれば契約時に電話も申し込みすることもできるわけです。
光回線で利用できる固定電話のことを光電話といいますが、光電話であれば、月額料金は500円で、初期費用もかかりません。
※電話番号を移行する場合1,000~3,000円程度の手数料がかかる
ひと昔前までは、ネット回線の電話と言えば、IP電話が主流なため、050で始まる番号しか使えませんでした。
しかし、光電話の場合、東京03や大阪06と言った通常の電話番号が利用できるため、会社や店舗、飲食店などで利用していても全く違和感はありません。
現在では多くの企業が光電話を通常の固定回線として使っています。
高額な業務用のネット回線は必要?安く使う方法
インターネット回線の中には、法人向けの業務用ネットサービスが存在します。
料金が非常に高いため、立ち上げ直後のベンチャー企業には負担となることも多いでしょう。
しかし会社だからといって、必ずしも業務用のサービスを使う必要はありません。
個人向けのインターネットサービスを法人名義で契約することもできます。
例えば、NTTのフレッツ光であれば、個人向けと全く同じプランで申し込みを行い、別途法人向けのオプションなども利用可能です。
結論から言うと、小規模な事業所やSOHOであれば、個人向けサービスで何も不便はありません。
詳しくは後述のフレッツ光一択?法人・SOHOに最適なネット回線も参考にしてください。
業務用インターネット回線と個人用との違い
法人向けのインターネットサービスが高額なのは帯域保障と呼ばれるサービスがついているためです。
基本的に一般的なインターネットサービスはベストエフォートと呼ばれ、速度に関して保証はありません。
それに対して、法人向けのサービスでは最低限の速度が保証されています。
保障される速度は10Mbpsや20Mbps程度ですが、これらの速度を下回ることは無いのです。
業務に必要な最低限の速度が保証されているため、月額料金が高額となっています。
サービスにもよりますが、業務用インターネットの場合、安くても月額10万円から100万円をこえるサービスです。
業務用(法人向け)ネット回線が必要なケース
業務用インターネットが必要な例として、社内にサーバーを設置しているケースが考えられます。
自社のWEBサービスを自社サーバーで運営しており、顧客が直接アクセスしてくる場合です。
数千や数万と言った顧客が利用しているサービスとなると、大量のトラフィックが発生するため、通常の回線では対応できません。
法人向けサービスであれば帯域が保証されているため、このようなケースでも耐えられるわけです。
しかし自社のWEBサービスを運営するとしても、法人向けのホスティングサービスを使えば、自社サーバーを使う必要はありません。
逆に、会社が大きくなり、コストカットなどの観点から自社サーバーにサービスを移植したい場合、法人向けインターネットサービスは必須だと言えるでしょう。
また、4Kや8Kなどの高画質な動画を作成しているようなクリエイト系の会社でも場合によっては必要かもしれません。
高画質な動画は、場合によっては数ギガバイト単位のデータとなるため、クライアントなどに送信するとなると、かなりのトラフィックが発生します。
そのため、通常の回線では間に合わなくなるので、業務用インターネットが必要です。
auひかりは法人向け?おすすめできない理由
インターネット回線でNTTの次に有名なのがKDDIが運営しているauひかりです。
個人向けサービスを法人名義で契約できるので、一見問題がないように思えますが、会社でauひかりを使う場合、いくつかのデメリットもあります。
【デメリット1】3階以上は導入不可
前述したように、多くのオフィス向け物件はマンションタイプのような設備が入っていませんため、戸建て向けのサービスを導入します。
ただし、auひかりのホームタイプ(戸建てタイプ)は3階以上の建物には導入することはできません。
また、仮に入居している階が1階や2階だったとしても、導入できない場合もあります。
auひかりの階数制限は導入する階ではなく、建物自体の階数制限です。
仮に導入する階が1階や2階であっても、建物自体が3階建て以上であれば、その時点で導入はできません。
そもそも、申し込み自体受け付けてくれないので、潔く諦めるしかないでしょう。
【デメリット2】固定IPアドレスが使えない
IPアドレスとはインターネット上の住所のようなものです。
インターネットに接続する際、各デバイスに必ずIPアドレスが1つ発行されます。
通常、IPアドレスは動的な物なので、インターネットに接続するごとに変更されるのですが、多くの企業では固定のIPアドレスが必要です。
会社によっても用途はことなりますが、例えば社員をテレワークさせる際、VPNを利用して社内のデータにアクセスするなどが挙げられます。
auひかりの場合、IPv6接続と呼ばれる接続方式が採用されていて固定IPアドレスを利用することができません。
そのため、あまり法人向けサービスとは言えないでしょう。
フレッツ光一択?法人・SOHOに最適なネット回線
個人向けの光回線の場合、現在フレッツ光の回線が使われている光コラボが主流です。
回線自体はフレッツ光が使われているものの、契約はプロバイダと結びます。
有名どころだとソフトバンク光やドコモ光などが上げられるでしょう。
現状NTTは個人向けサービスとして光コラボを推奨しています。
現に、フレッツ光の個人向けキャッシュバックなどをほぼ終了しており、申し込みをしてもキャンペーンなどの恩恵はうけられません。
しかし、法人や個人事業主向けは関しては、高額キャッシュバックなどのキャンペーンを行っています。
サービス内容も事業向けに特化しているため、法人や個人事業主には特に最適な光回線と言えるでしょう。
フレッツ光、法人・個人事業主申し込みの特徴
■SOHO・個人事業主向けフレッツ光申し込み窓口
階数制限なし!3階以上でも導入可能
冒頭でも解説した通り、オフィス向けのビルでは光回線の設備が入っていないのため、戸建てタイプ(ファミリータイプ)を導入するのが一般的です。
しかし、auひかりなどの回線は、建物自体の階数制限があるため、申し込み自体受け付けできない場合があります。
物理的に導入できたとしても、ルールとして導入できない事になっているので、諦めるしかありません。
しかし、フレッツ光の場合、建物の階数に関わらず申し込みが可能です。
工事業者の判断で物理的に導入ができれば、問題なく工事は行われ、インターネットの利用を開始できます。
建物によって導入可否は変わってきますが、概ね10階程度までなら割と導入ができるようです。
また、SOHOなどで住宅用マンションにフレッツ光を入れる事もできます。
この場合、マンション自体にフレッツ光の設備が入っていれば、そのまま申し込み可能です。
当然、マンションに設備がすでに入っているので、階数の制限はありません。
固定IPアドレスが使える
事業内容によりますが、多くの企業では固定のIPアドレスが必要です。
VPNを利用したテレワークの導入や、特定のWEBサービスを利用するなど、固定IPアドレスが必要となるケースは多いでしょう。
フレッツ光の場合、各プロバイダで提供されている固定IPアドレスが利用できます。
仮に、今は固定のIPアドレスを使う予定がなくても、今後事業展開していく事を考え、フレッツ光で契約しておくのが無難だと言えるでしょう。
オフィスを移転しても電話番号が変わらない
会社設立直後、急速に成長するベンチャー企業も少なくありません。
ここでもっとも厄介なのが、電話番号が変わってしまうことです。
基本的にNTTの加入電話では、移転により対応するNTTの局舎が変わると、電話番号を変えなくてはいけません。
ひとつのNTT局舎で対応しているエリアは案外狭く、場合によっては、丁目や番地違いの近くの引っ越しであっても電話番号が変わってしまうわけです。
どのようなビジネスかにもよりますが、電話番号が変わるのは致命的な場合もあるでしょう。
しかし、フレッツ光の光電話専用番号を利用していれば、市内(東京の場合23区内)の引っ越しに限り電話番号を継続することができます。
光電話専用とはNTTが光電話を利用している事業者や個人向けに発行している電話番号です。
例えば、東京23区の場合、「03-6***-****」のように市内局番が「6」で始まっている特徴があります。
基本的にフレッツ光を利用する際に、電話番号を発行してもらうと光電話専用番号が割り振られる仕組みです。
ただし、NTTの加入電話からナンバーポータビリティで番号を引き継いだ場合は上記の限りではありません。
加入電話時代から使っている番号の場合、番号の縛りが多く、市内での移転であっても番号が変わってしまいます。
プロバイダの乗り換えが簡単
フレッツ光の大きな利点のひとつに、プロバイダの乗り換えが簡単にできる点があげられます。
フレッツ光は基本的にはフレッツ光と他に、プロバイダの申し込みをしなくてはいけません。
「え? 面倒なんだけど…」と思うかもしれませんが、代理店からの申し込みであればプロバイダも一緒に申し込みする仕組みです。
手続きとして余計な手間がかかるわけではありません。
一概にどのプロバイダが良いかは言えませんが、とりあえず大手を選んでおけば安心でしょう。
ただ、契約したあとに「ちょっと変えたいな…」となったとき、フレッツ光は簡単にプロバイダを乗り換えられるため便利です。
通常、光コラボなどの光回線では回線とプロバイダがセットになっていて、のちのち変更するのが難しいです。
回線ごと解約して、別のプロバイダで契約し直さなくてはいけません。
しかしフレッツ光の場合は回線はフレッツ光のままプロバイダだけ乗り換えすることができます。
「このプロバイダちょっとな…」
と、なったときにも、最低限の手続きだけで乗り換えが可能です。
個人向けプランでも法人名義で契約が可能
フレッツ光の大きな利点に、個人向けプランであっても名義を法人名義にできる点があります。
個人向けプランは法人向けプランと比べて、月額料金がかなり安く抑えることが可能です。
法人向けプランは、例えばNURO光の法人向けプランであるNUROアクセス スタンダートは、初期費用に150,000円かかり、月額18,850円がかかります。
フレッツ光の個人向けプランであれば、月額料金は6,500円程度で済むでしょう。
さらに、フレッツ光は個人向けプランを法人名義にできるため、この月額料金を経費として計上することもできます。
個人名義であっても経費にできなくないですが、管理が面倒です。
また、法人名義にすることで、税務署などからつつかれる心配も減ります。
フレッツ光以外の回線でも、法人名義での申し込みはできなくはないです。
しかし、通常の申し込み窓口からだと申し込みができない場合がほとんどです。
その点、フレッツ光は現在、個人なら光コラボ、法人ならフレッツ光といったように、完全に法人向けに窓口を設置しています。
はじめから法人や店舗、個人事業主を対象としているため、申し込みが非常に簡単です。
また、フレッツ光は個人向けのキャンペーン特典は実施していませんが、法人向けのキャンペーン特典は実施しています。
SOHO・個人事業主でも高額キャッシュバック!フレッツ光のキャンペーン窓口
月額料金 | 東日本:ホーム 5,800円、マンション 3,900円~ 西日本:ホーム 5,500円、マンション 3,550円~ ※プロバイダ費込み |
---|---|
キャッシュバック | 東日本:30,000円 西日本:45,000円※ネットのみなら40,000円 |
受け取り時期 | 開通から2ヶ月後 |
キャンペーン期間 | 2024年4月1日~4月30日 |
公式ページ | NTT正規代理店NEXT(ネクスト) |
フレッツ光は、どの窓口から申し込みをしたとしても、契約先はNTTです。
そのため、回線の品質に違いがあったり、サポート体制が変わったりはしないので安心してください。
違いがあるのは、キャンペーンなど、申し込み時に受けることができる特典です。
フレッツ光の代理店の中には、悪質な代理店もあるの注意しましょう。
例えば、キャッシュバックされる金額を多く見せておいて、内実は不要な有料オプションへの加入が必須な場合があります。
「お得そうだな…」と、見かけ上の数字だけに惑わされず、ある程度信頼できる窓口から申し込みするのがオススメです。
別記事「 【法人・個人事業主向け】フレッツ光のキャッシュバック比較、1番高額なのは…?!」でも紹介していますが、フレッツ光の代理店として圧倒的な信頼度があるのが、 代理店NEXT です。
NTTは代理店への監視が厳しいのですが、そんな中でも代理店NEXTは感謝状を送られるほどの優良店なので安心ができます。
特典の内容や手続き方法もユーザー側の視点に立ったわかりやすいものです。
東日本エリア | 西日本エリア | |
---|---|---|
ネットのみ | 30,000円 | 40,000円 |
ネット + 光電話A(エース) |
30,000円 | 45,000円 |
ネットのみの契約で、高額なキャッシュバックを受け取ることが可能です。
さらに、月額1,650円の光電話A(エース)に同時加入することで、金額がさらに上乗せされます。
光電話A(エース)とは、フレッツ光の光電話に複数の付加オプションがパックとなって付いたものです。
光電話A(エース)の付加オプション
- ナンバー・ディスプレイ
かけてきた相手の番号を表示 - キャッチホン
通話中にかかってきた電話を受けられる - ボイスワープ
かかってきた電話を外出先の電話で受けられる - ナンバー・リクエスト
電話番号非通知の相手に自動音声で対応 - 迷惑電話おことわりサービス
迷惑電話をシャットアウト - 着信お知らせメール
不在時も電話の着信をメールでお知らせ
さらに、光電話A(エース)には、上記のオプションの他に、528円分(最大3時間相当)の通話料が含まれます。
通常ですと、月額2,508円かかるところが、光電話A(エース)への加入で1,650円で済むのでかなりお得だと言えるでしょう。
もちろん不要な人は申し込みをする必要はありませんが、今後、業務で光電話を使ってくことを検討している人は、キャッシュバックの金額も増えますので検討してみてください。
また、代理店NEXTがフレッツ光の窓口として選ばれる理由として、特典の申請が簡単な点があげられます。
複雑な手続きを踏ませることで、キャッシュバックできるだけ受け取らせないようにしている悪質な代理店もある中、代理店NEXTはキャッシュバックの還元率が100%です。
申し込み時の電話口で、キャッシュバックを受け取るための銀行口座を伝えるだけで、手続きが完了し、あとは開通から2ヶ月後に勝手に振り込んでくれます。
注意:プロバイダをOCNにした場合はキャッシュバックの金額が15,000円減額されます。
●キャンペーンページ: フレッツ光(NEXT)公式ページ
●おすすめ関連記事
オフィス・事務所でWi-Fiを使う方法
ノートパソコンで作業したり、来客者向けにWi-Fi接続を提供したりなど、オフィスでWi-Fiが必要になるケースは多いと思います。
基本的にフレッツ光などの固定回線を導入していれば、Wi-Fiルーターを設置するだけで簡単にWi-Fi環境を構築できます。
Wi-Fiルーターの正しい選び方
Wi-Fiを利用する上で重要なのが、Wi-Fiルーターです。
ルータによって通信速度が異なるのはもちろん、接続できる回線の数も異なります。
Wi-Fiルーターを選ぶときは、以下のポイントを押さえるようにしましょう。
■Wi-Fiルーターを選ぶポイント
- 最新の規格であるWi-Fi6に対応しているか
- 接続できる回線の数は利用状況に合っているか
- セキュリティはしっかりとしているか
仕事をする上で、どれも重要なポイントになるのでしっかり確認してから、Wi-Fiルーターを選ぶようにしてください。
ポイント1:規格は最新のWi-Fi6がオススメ
Wi-Fiにはいくつか規格があり、以下のような特徴がそれぞれあります。
規格 | 周波数帯 | 最大速度 |
---|---|---|
IEEE802.11ax (Wi-Fi6) |
2.4GHz/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ad (WiGig) |
60GHz | 6.8Gbps |
IEEE802.11ac | 5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11n | 2.4GHz/5GHz | 600Mbps |
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps |
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps |
現在主流なのが11ac規格で、最大速度も6.9Gbpsと十分です。
ただ、今後の光回線の高速化を考えると、11ax(Wi-Fi6)に対応したWi-Fiルーターを用意しておいたほうが無難でしょう。
フレッツ光でも最大10Gbpsのサービス提供を開始していますし、インターネット上でのやり取りがさらに発展していくのは誰に目にも明らかです。
スペック的には現在主流の11acにまで対応しているれば、いまのところ問題はありませんが、未来を見据えるのであれば11ax(Wi-Fi6)に対応したルーターがオススメだと言えます。
ポイント2:ルーターが接続できる回線数を確認
Wi-Fiルーターは、機種によって推奨されている回線の数が決まっています。
「社員はとりあえず5人だから5台接続できればいいか…」と、安易に決めないようにしましょう。
最近ではIoTが盛んで、プリンターなどもWi-Fiに接続することがあります。
あまりにも接続できる数が少ないと、あとあとWi-Fiルーターを買いなおす必要が出てくるかもしれません。
また、オフィスの広さに対応できないWi-Fiルーターを選ばないようにしましょう。
そこまで広くないオフィスなら問題ありませんが、敷地面積が広かったり、パーテンションなどの遮蔽物が多かったりすると、満足な通信速度が出ません。
このような場合、単純にWi-Fiルーターを増設をするとルーター同士が干渉しあって、反対に速度が遅くなることがあります。
Wi-Fiルーターには、「ルーターモード」と「アクセスポイントモード」がありますので、増設する際は「アクセスポイントモード」で接続するようにしてください。
また、ルーターとしての機能はないが、Wi-Fi機能に特化した機器もありますので、業務でWi-Fiを利用する際には検討すると良いでしょう。
ポイント3:Wi-Fiルーターのセキュリティについて
オフィスなどでWi-Fiを仕事で利用している場合、気になるのはそのセキュリティです。
Wi-Fiのセキュリティには「WPA3」・「WPA2」・「WPA」・「WEP」というセキュリティ規格があります。
現在、もっとも最新の規格は「WPA3」です。
古い規格ですと、外からアクセスしやすいという弱点があるので注意しましょう。
また、オフィスや事務所などに来訪者があり、「Wi-Fiにつなげてほしい」と頼まれることもあるかもしれません。
そのとき、業務で利用しているWi-Fiへのアクセスを許すと、仕事で使っているデータなどが漏洩する危険性があります。
そのため、一時的にネット接続のみを許す「ゲストポート設定」を行うのがセキュリティ面では大切です。
ゲストポート設定は、最近のルーターであれば、ほぼすべてに備わっている機能ではありますが、古いタイプのものだと利用できない可能性があるので注意してください。
ポケットWi-Fiなどのモバイルはおすすめできない
ワイモバイルやWiMAXが展開するいわゆるモバイルWi-Fiやホームルーターをメイン回線として使うのはおすすめできません。
小規模事業者やSOHOなどで利用する分には、現在充分な通信速度を出してくれますが、データ使い放題のプランであっても、速度制限がかかることがあります。
フレッツ光などの固定回線であれば、普通の使い方をしている限り、速度制限や通信制限を受けることはありません。
しかし、例えばWiMAXの場合は、データ使い放題のプランであっても、3日で10G以上のデータ通信があると、翌日に通信制限がかかることがあります。
外出先での利用や、出張先での利用には便利ですので、メイン回線ではなく、あくまでもサブ回線として契約するのがオススメです。
●WiMAX詳細: WiMAX×GMOとくとくBB公式ページ