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NURO光はダークファイバーだから速い?そもそもダークファイバーって?
高速の下り最大2Gbpsの回線速度を誇るNURO光は、NTTの持っている『ダークファイバー』を利用したサービスと言われています。
NURO光の下り最大2Gbpsの回線速度は、この『ダークファイバー』を使っているからこそ出る速度なのでしょうか?
このページでは、NURO光とダークファイバーの関係について解説しました。
NURO光の使っているダークファイバーって何?
NURO光でも使われている『ダークファイバー』とは一体何でしょうか?
ダークファイバーは、使っていない光ファイバーのこと
ダークファイバーとは、使っていない光ファイバーのことです。
現在日本にある光ファイバーは、NTT東西や各地の電力会社が国の支援を受けたりして整備したものになりますが、一説によると、光ファイバーの稼働率は3割程度と言われているため、残りの7割は使っていない光ファイバー、ダークファイバーとして眠っています。
NURO光では、そういった眠っている光ファイバーである、ダークファイバーをNTT東西から借り受けてサービスを提供しているのです。
なお、ダークファイバーは使われていないこともあって、レンタル料金が安く抑えられると言われており、実際にNURO光の月額料金は、他社回線よりも最大1,000円程度安く設定されています。
なお、使われていて光が灯っている光ファイバーは、ライトファイバーです。
どちらもあまり一般的な言葉ではありませんが、使われているのか使われていないのかによって同じ光ファイバーでも呼び名が変わります。
NURO光は、ダークファイバーを使っているから速い?
ここまででNURO光とダークファイバーの関係について解説しました。
NURO光は、NTTの使っていない光ファイバー=ダークファイバーを使って提供されているサービスです。
NURO光は、ダークファイバーだから速いワケではない
NURO光のダークファイバーは、別に特別な光ファイバーではありません。
ただ単純に使っていない=明りが灯っていないので、ダーク(暗い)ファイバーと呼ばれているだけで、モノ自体は最大1Gbpsで提供されているフレッツ光や光コラボとまったく同じものになります。
NURO光の圧倒的な速度の秘密は、別記事「5分でわかるNURO光」でも書いていますが、従来の光回線よりも高速通信を可能とするGPON(ジーポン)という新技術を採用しているからです。
▲NURO光は新技術のGPONを採用しており速い。
ユーザー100人の平均速度は500Mbpsを超える。
GPONを採用することで、NURO光は他社を圧倒する回線速度を実現しており、別記事「NURO光100人分の平均速度データを大公開!」でも解析している通り、NURO光ユーザー100人の平均速度は500Mbpsを超えています。
高速のNURO光ですが、今後もっと速くなる可能性を秘めています。
じつは、NURO光でも光ファイバーの持つポテンシャルを生かし切れているワケではなく、今後もっと技術が進歩すれば、更なるスピードアップも夢ではないのです。
光ファイバーは、今よりももっと高速通信が可能
現在の光ファイバーのネット回線は、光コラボやauひかりなどの全国的に普及しているサービスで最大1Gbps、速いものになるとNURO光の最大2Gbps(下り)や、NURO光10Gs・6Gs、auひかりV・Xといった最大10Gbpsのインターネット回線もあります。
現在のところ、ほとんどの人は最大2Gbps(下り)もあれば十分と感じられるでしょう。
最大10Gbpsの回線速度のサービスは、持て余してしまう方もいるくらいです。
しかし、光ファイバー自体は、じつは今よりもっと高速通信が可能と言われています。
少し古い情報になりますが、2011年3月に国立研究開発法人の情報通信研究機構(NICT)が、光ファイバー1本で最大109Tbpsもの最大速度で通信できるマルチコアファイバーの通信技術を開発したと発表して、話題をさらいました。
109Tbpsもの回線速度が出ている
最大109Tbpsの回線速度は、Gbpsに換算すると約111616Gbpsとなります。
下り最大2GbpsのNURO光の5万倍以上もの回線速度が何年も前の研究で出せることがわかっており、現状、まだまだ光ファイバーのスペックを生かし切れてるとは言えないのです。
このNICTの研究技術はそのまま一般向けに転用されるかはわかりません。
しかし、近い将来、同様の技術を含めて広く一般の人でも利用できる形になる可能性は高いため、今後IoT(モノのインターネット)の普及や8K動画ストリーミングをはじめとした、高速回線を生かせるコンテンツが登場し高速回線の需要が高まれば、今の最大2Gbps(下り)~10GbpsのNURO光よりも高速なインターネット回線の登場には大いに期待できるでしょう。
●参考リンク:
情報通信研究機構|光ファイバ1本の伝送容量109テラビットの世界記録を樹立
まとめ:NURO光の使っているダークファイバーって何?
このページでは、NURO光が利用しているダークファイバーについて解説しました。
ダークファイバー自体は、明りの灯っていない光ファイバーのことです。
NTTは国の支援を受けて大量の光ファイバーを日本中に整備、そのうち使っていない光ファイバー(ダークファイバー)をSo-netが借り受けてNURO光を提供しています。
NURO光は高速の回線速度を誇りますが、それはダークファイバーによるものではなく、従来の光回線よりも高速通信が可能となる新技術のGPONを採用しているためです。
そして、光ファイバーを使ったインターネット回線は今後も速くなります。
下り最大2Gbps~10Gbpsもの速度を誇るNURO光ですら光ファイバーが持つポテンシャルをまだまだ生かし切れておらず、今後の技術進歩やネット回線の速度が必要になるコンテンツの登場によって、更なる高速回線の誕生に大いに期待できるでしょう。
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