1. 光回線の工事で高額な工事費を取るワケ

光回線の工事費はぼったくり?!高額な工事費を取るワケを探ってみた!

光回線の導入工事費は、どの回線業者、プロバイダーに加入しても必ず請求されます。
工事費用は、2万~3万円とかなり高額です。

光回線の工事を体験した方なら同感かもしれませんが、光回線の導入工事ってホントに2~3万円もかかるようなことをやっているのでしょうか。「工事費ってぼったくりなんじゃーないか?」と心配になってしまいませんか?

このページでは、光回線の工事がなぜあんなに高いのか?を考察しました。

光回線の工事は2~3万以上のことをしてる?

2~3万円もする光回線の工事は、実際にはどんなことをやっているのでしょうか。

光回線の工事は、電柱にある光ファイバーを家に引き込む作業をやっています。
引き込み方は、3種類あります。1つ目は電話線の穴を通して引き込む方法、2つ目はエアコンの穴から引き込む方法、3つ目は壁に穴を空けて引き込む方法です。

この工事をやるのには基本的に複数の人が必要です。電柱から光ファイバーを伸ばす役割の人、家で光ファイバーを引き込む役割の人、最低でも2人いないと作業ができません。

それに加えて、工事をする家の前の道路が狭かったら交通整理をやってくれる人も必要になります。

マンションでMDF室(機械室)のスイッチを切りかえるだけの工事?でも、お金を取られるのはなんだか納得がいきません(これについては、工事費が2,000円の場合もあり)が、光回線の工事は結構人手が必要なので、何だかんだ人件費がかかってしまうのです。

また、工事はすんなり終わるケースもありますが、電柱と建物や部屋の位置の関係で難易度が変わります。 そのため、20分くらいで終わるのもあれば、2時間、3時間以上も苦戦するようなものもあるのです。

全部の工事に2~3万も必要かというと、ちょっと微妙ですが、光回線の全加入者に一律の価格で工事を提供するために、この価格設定になっているのではないでしょうか。

工事費のもう一つの側面。工事費=長く使ってもらう代(?)

工事費は2~3万円しますが、多くの人は無料になります。
2~3万円の工事費を分割請求し、それをキャンペーンによってそっくりそのまま割引して実質無料になっているからです。

ただし、あくまで実質無料にしているだけなので支払する必要があります。
もし、工事費の分割払いの途中で光回線を解約すると、契約更新月でなければ違約金とともに、工事費の残債を一括請求されてしまいます。

しかも、契約更新は24ヶ月ごとに対して、工事費の請求は30ヶ月分割なので、契約して最初の契約更新月に解約しようとすると工事費の一括請求がかかってくるのです。まったく違約金や工事費を払わずに解約するには最低でも4年間の契約をしなくてはいけないということになります。

もはや、工事費=第二の違約金とすら言えるのかもしれませんが、これには光回線業者やプロバイダーの「長く使ってほしい」という思いが込められていると思います。

工事費の仕組みについてはauひかり工事 丸わかりガイド|工事費から注意点までサクッと解説!も参考にしてください。

日本における光回線の普及率は、6割を超えようとしています。日本人の2人に1人は光回線を契約しているのです。そのため、光回線の顧客獲得競争は非常に激しいものです。

派手なキャッシュバックやプレゼントなどをチラつかせて他社から顧客を奪い合っている状況なので、少しでも長く使ってもらう=ある意味やめにくくという施策を取るのは当然と言えるかもしれません。

実は「超」恵まれている、日本のインターネット環境

そんな感じの日本ですが、世界的に見ると「日本のインターネット環境は飛びぬけて恵まれている」という説があります。下の画像は、世界各国のインターネットの平均速度と1Mbpsあたりのコストを表しています。


▲世界のインターネット回線速度の比較。
平均速度と1Mbpsあたりのコストを表している。

この比較によると、日本のインターネットの平均速度は61Mbps。1Mbpsあたりのコストは、0.27ドル(およそ25円)です。

この数字は、驚きの世界トップです。
インターネットが生まれた国、アメリカと比較してみましょう。

■日本とアメリカのインターネット比較

平均速度 1Mbpsあたりのコスト
日本 61Mbps 0.27ドル(約25円)
アメリカ 4.8Mbps 3.33ドル(約350円)

平均速度は約15倍も日本の方が速く、1Mbpsあたりのコストもアメリカの14分の1です。
これは「日本のインターネットは安くて超速い」ということを表しています。

この状況を生み出したのは、NTTが全国に光ファイバーを莫大なコストをかけて敷き詰め、驚異的な安さで提供して普及したというものではないでしょうか。

工事費も価格だけ見ると高いですが、見方によっては安いとも言えるかもしれません。

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